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「考える」の始め方 出口治明

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概要

出口治明氏はの本は読みやすく、わかりやすいのでよく読んでいる。病で倒れてからも精力的に活動を続けているので、そのパワーに脱帽である。(このへんの話は「復活への底力 講談社現代新書」に詳しい。)

出口氏はかなりの読書家で本を一語一句逃さずに、本(著者)と真剣に向き合うそうだ。私には到底真似できないなあって思う。

重要なポイント

考える力の必要性と共通のものさし

考える力があると、楽しく幸せに生きられます。

多様な価値観を受け入れるために、共通の「数字・ファクト・ロジック・図」を使いこなすことが大切です。

現代社会で求められるもの

正しい知識を得ることで、真の考える力が生まれます。知識は武器、考える力はそれを使いこなす力です。まず違和感を見逃さず、「なぜ」や「どうすればいいか」を考え、必要なら声を上げることが重要です。現代社会で求められるのは、長時間労働や従順さではなく、考える力と新しいアイディアです。

どう考えればいいのか

考える際は、対象の定義を疑い、原理原則に立ち返ります。分業が社会を作り上げたことも意識し、歴史・世界・数学の観点から問いを立てることが大切です。

無意識の偏見

無意識の偏見は考えることを阻害します。誰もが偏見を持っていることを自覚し、社会に影響されている意識を認識することが重要です。

勉強の3大要素

勉強の三要素「人・本・旅」を通じ、多様な考えに触れることがバイアスを壊す鍵です。新しい視点を得て、考え方の幅を広げましょう。

民主主義の基礎

行動によって自らの生活や社会を変えられる意欲と能力を持つことが、民主主義の基礎です。国に任せず自分たちで解決し、少しでも良い未来を目指す努力が必要です。

総評

出口氏の提唱する「人・本・旅」でしか人は学べないというのはまさにその通りだと思っています。個人的にはこの出口イズムをモットーに行動しています。

人と出会い、本を読み、旅へ出かけよう!

読んでほしい人

  • 考えるとは何か?を知りたい人
  • なぜ勉強するのか知りたい人
  • 出口イズムの入口を学びたい人
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