概要
こういう読書の仕方の本はたまに買ってしまう。今回はカバーが本棚だったので、思わず買ってしまった。(本棚フェチなのです)
著者は年間400冊ものビジネス書を読んでいるそうだ。ただし、速読ではなく多読を勧めている。
レバレッジ・リーディングとは本を購入する少ない投資で多くのリターンを得ること(レバレッジ)からきている。
重要なポイント
ビジネス書の多読
「問題解決のヒントを探す」というはっきりした目的意識があったので、余計なところを読まずにすみ、ポイントを拾うのが速くなる。
99%の人間は、誰か成功した人のやり方を学んで、そこに自分なりの応用を加えるのが、成功への近道。試行錯誤に時間や労力を使うのではなく、結果を出すために時間や労力を使うことができるようになるからです。
本さがしは投資物件選び
目的を持って本を選ぶことが大事。
ビジネスに役立つのは、理論より、実践のノウハウということ。したがって「教養型」の本ではなく、「経験型」の本を選ぶべき。
同じ本を読むことで、他の方と共通認識を持つことができる。
アマゾンのカテゴリーランキング1〜3位までで面白そうな本があったら、無条件に買ってみる。
アマゾン「なか見!探索」で本文中にあるキーワードでも本が発見しやすくなるそうだ。
1日一冊、ビジネス書を戦略的に読破する
毎日何時から何時までというように事前に時間を決めると、習慣になり、継続しやすい。すでに生活の一部分となっている習慣と、読書とを組み合わせてしまうこと。
本の中で重要なのは20% 拾うのは16% それだけでOK。
本を読む前に筆者がどんな人かチェック
帯を読み、カバーの表袖を読む 前書き 目次 あとがき チェック
この一手間をかけることで、格段に効率的な読み方ができるようになる。
まとめだけ先に読むのも一つの方法で
ポイントを太字にしてある本もある。
必ず読みながら重要なポイントに線を引き、印をつけ、ページの角を折る。
そうすることで、「単なる本」から「収益を上げる資産」にするのです。
とても重要だと思ったところは星印をつけます。
本を読んでいて閃いたアイデアや、著者の主張に対する自分の考えは、余白や白紙のページにどんどん書き込むべきです。本の内容と違うことを考え始めても、それが仕事に役立つアイデアならどんどん進めるべきです。
読んだままで終わらせるな!
線をひいた部分をパソコンに打ち込んで、メモを作ります。このメモはさまざまな本の中で自分にとって重要なポイントを集めたいわば「究極の本」のようなものです。
いつも持ち歩いて繰り返し何度も読むと、その内容が、だんだん自分に馴染んできます。メモという情報の「含み資産」を顕在化するのです。
習慣になるまで、嫌になる程反復しなければならない 「ドラッガー プロフェッショナルの条件」
総評
この本に書いてある本の読み方はほぼ実践していました。ただ閃いたアイデアなどは本には記載していなかったので、今後を書いていこうかと思っています。
綺麗に本を読もうという読書系の本はあまり見たことがありません。どの本もボロボロになるまで書き込めって書いてあります。
あとこの手の本に多いのですが、おすすめのブックリストがついています。そうするとこの本も読みたいなと思って読書が止まらなくなってしまうという無限ループに陥ってしまいます!
読んでほしい人
- ビジネス書を多く読みたい人
- 本を読む習慣をつけたい人
- 面白いビジネス書のブックリストを探している人
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